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IT infrastructure technology memo.

技術書典7に本を出しました。【Drecom Tech Inside 正誤表・本文訂正】

前回の記事でお伝えした通り技術書典7にて本を出させていただきました。当日のブースでは多くの方々にご購入いただき誠にありがとうございました。

自分の書いた章では「GCP Cloud Run ではじめるGitOps ⼊⾨」 というタイトルで、GCP Cloud Runと各リソースを使ってGItOps環境を構築するチュートリアル記事を書かせていただきました。

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kawaii necochan!! no hyoushi

慌ただしく入稿したものだったので、見直しに十分に時間が割けず一部本文に必要な箇所が抜けおりました。購入していただいた方々には大変申し訳なく思います。

以下に正誤表を掲載させていただきます。

場所
P.68 下から2行目 以下の制限があることは (空白)
P.74 5.11 Backendアプリケーション 2行目 (空白) git cloneコマンド(後述)
P.81 5.15 Cloud SQL のセットアップ 2行目 (空白) Cloud SQLセットアップコマンド(後述)

git clone コマンド

$ git clone https://github.com/xesina/golang-echo-realworld-example-app

CloudSQL セットアップコマンド

gcloud sql instances create db-01
   --database-version=POSTGRES_9_6 \
   --tier db-f1-micro \
   --no-backup \
   --authorized-networks 0.0.0.0/0  \
   --availability-type ZONAL \
   --zone asia-northeast1-a

重要なコマンドを2つも消してしまっていました。

振り返ってみて

初めて技術書典に本を出してみた感想ですが、文章を書いて売るのってこんなに辛いんだ!っていう気持ちでした。文章を書く行為自体はとても楽しいのですが、本という形で金銭のやりとりが発生し人に読まれるということに余計なプレッシャーを感じてしまったのかもしれません。技術書典に並んでいる他のサークルの本を手にとってみて、もっと気楽に(そしてより楽しみながら)書けばよかったと少し後悔しています。 とはいえ、当日は会場の熱量と自分が書いた本が知らない人の手に渡っていくのを間近にみて、脳内アドレナリンがダバダバと出るような不思議な感覚がありました。振り返ってみるととてつもなく楽しい時間でした。

文章を書いてアウトプットするという行為はITエンジニアにとって必要不可欠な行為だと思います。会場内に「アウトプットしないのは知的な便秘」と書かれたTシャツを着た方がいらっしゃいましたが、フフッとなったものの最近アウトプットできてないな、便秘気味だなと反省しました。本を書いて売るというハードルに比べるとブログを書くという行為はグッとハードルが低くなります。なので順番が逆かもしれませんが、もっと気軽に発信しようという気持ちになっています。(どこまで続くかわかりませんが)

というわけで、技術書典に携わった運営の皆様、サークル出典された方々、参加された方々、大変お疲れ様でした。とても楽しい時間をありがとうございました。